ペンション祇園

「ペンション祇園」は、安居金刀比羅宮の近くにある店舗で、舞妓の衣装体験の店舗の中では最も老舗と呼ばれる店舗の存在になります。 こちらの「ペンション祇園」での舞妓の衣装体験の場合は、固定の体験料金が存在していないと言っても過言では無い店舗になりますが、一応、基本の料金設定は存在していますので体験される時に予算を決めて行かれる事を御勧めします。(男性の女装は不可。)
 
かつらは「割れしのぶ」の髪型の半かつら、「おふく」の髪型の半かつら、「奴島田」の髪型の半かつらが存在していて、追加料金の設定で、どのような髪型の地毛結いも出来るようになっています。
 
また、12箇月のどの設定の舞妓の衣装も揃っていて、簪の月設定が全て揃っている事は勿論の事、二つ綿や一つ綿と言った冬の設定の舞妓の衣装は勿論の事、袷や単と言った春から初夏、初秋から秋の設定の舞妓の衣装も存在していて、絽と言った夏の設定の舞妓の衣装も存在しています。(帯も織り帯から、染め帯、絽の染め帯、絽の織り帯と言う感じで全ての設定の帯が置かれています。)

 

着物や帯は全て本職の舞妓が実際に使用されていた物が使われている関係上、他所に比べると、若干、地味な印象がありますがとても上品で良い物ばかりになります。
 
私が知る限りでは、八朔正装の絽の紋付きの着物が存在している唯一の店舗になります。 これだけの内容が揃っていて、宿泊施設も備えていますので、衣装体験をされる際には、宿泊を加えて体験される事を絶対にお勧め致します。

ペンション祇園舞妓衣装体験(2012年2月16日)

2012年2月16日、「ペンション祇園」にて初めての舞妓の衣装体験を行って参りました。 この時は、半かつらの髪型に「奴島田」の髪型があると言う事で、そのかつらを指定しての予約になりましたが、「奴島田」の髪型は、1月の正月正装の時と、4月の時と、8月の八朔正装の時にしか存在していないと言う事を店長の方に教えて頂きましたので、予算的な面で一番安価に衣装体験を行う事が出来る4月の設定での舞妓の一択と言う事になって、衣装を選んで4月の設定の簪である「桜」の簪を選ぶと言う事になりました。(「桜」の簪は「おふく」髪型の年齢の設定である「姉舞妓」の設定ですので、ぶらの無い形の物を選んでいます。)
 
今回は、店長の方に勧めて頂いた着物に惚れて選びましたが、本当に、「おふく」の髪型の舞妓でも襟変えに近い年齢の設定での渋めの色目の江戸の芸者を彷彿させられるような見た目の着物になっています。(着物の形が振袖の形ですので、江戸の芸者では無くて京都の舞妓の衣装の設定になります。)
 
着物を選ぶと、下着が用意されて、下着姿に着替える事になりました。(こちらの店舗では、足袋は自前で持ち込む設定になっています。) 下着姿になると、店長の方が鬢漬け油の下地が塗られて、白塗りのメイクを施して下さってから、着付けも、その店長の方に行って頂く事になりました。(メイクも舞妓の衣装体験の年齢の設定に合わせて、色々と変えられて行くようです。)
 
流石に、本職の舞妓の衣装を使用されているのか、散策に出発した時でも「如何にも、変身舞妓。」的な見た目では無い、本職の舞妓に思われたらしく、地元の通行人の方に特に何も反応される事も無く、観光客の方々からの撮影の依頼をされる事にも遭わずに、こちらの店舗での散策先である、安居金刀比羅宮まで店長の方と共に徒歩で向かって、安居金刀比羅宮での散策を兼ねてのロケーション撮影を愉しむと言う事が出来ました。
 
散策が終わってから「ペンション祇園」の店舗の座敷に戻ると、店長の方の娘様が来られて、色々な構図での撮影を行って頂くと言う事になりました。
 
舞妓の衣装体験ではまだ、他所の店舗を含めても5回目の衣装体験ではありますが、本職仕様の舞妓の衣装体験が出来て、流石は、老舗の店舗であるかなと言う事が感じさせられました。