日本時代衣装体験記(近代時代衣装編)

管理人が全国各地の日本の時代衣装、特に近代の時代衣装の衣装体験の店舗や博物館等の学術施設を廻った時の体験談を紹介した内容を書き綴っています。
 

明治時代や大正時代の軍服姿や裃姿や女官の袿袴姿等の衣装体験に付いてこちらのページでは紹介して行きたいと思っています。
 
店舗や学術施設の具体的な名前は衣装体験を行った当時のまま紹介させて頂きますので、現在では移転・閉店されたり、イベント等の単発の開催であったりと言う場所もありますがそれに関しては何卒御了承を御願い致します。

浅草時代屋海軍第一種軍装衣装体験(2013年6月22日)

2013年6月22日、「浅草時代屋」にて海軍第一種軍装の衣装体験を行って参りました。 こちらの海軍第一種軍装は冬物の軍服になっていますが夏服の設定も存在しています。 話を海軍第一種軍装の話に戻しますが、こちらの軍服は本物の軍服が使用されていて大正時代の作品になっています。 そして、軍服の上に着る上着も用意されました。

 

私の祖父は昭和時代の大東亜戦争の時代には海軍に所属していましたが、その時代よりは前の時代の設定の海軍の軍服になっていると言う事になります。

 

軍装に合わせられるように背景用の大道具として旭日旗が飾られていて本当に良い気分になります。 良く見ると旭日旗も海軍の物になっています。

 

小道具としてはサーベルが用意されましたが、貫禄のある仕上がりの写真に、丁度、良い小道具になりました。 明治維新の時代の洋装の場合は日本刀が合わせられますが、それより後の時代になると軍刀やサーベルと言った世界になるとスタッフの方に言われました。

 

軍服の衣装体験と言うのが珍しいだけにこちらの衣装体験ではそれ相応に撮影を行う事が出来ましたが、強いて言えば、もっと欲を出して撮影を行って頂いたら良かったと思っています。

時代や袿袴衣装体験袿袴編(2015年3月27日)

2015年3月27日、「時代や」にて「袿袴キャンペーンプラン」が開催されている絡みで袿袴(けいこ)姿の衣装体験を行って参りました。 袿袴姿は明治時代の女官や爵位のある人の夫人の衣装の設定になりますが、袿のつぼめ方が平安時代の壺装束姿とはかなり違っていて上下に折り目が付いて、さらに裾を重ねずに左右対称に広げると言う形の物になります。

 

足元はヒールの付いているパンプスになっていて、用意されていたパンプスが私の足には少し小さかったのですが、衣装体験で履くのみであるのなら何とか履く事が出来るような形で収まりました。

 

髪型はお中の形になっていますが、本来の明治時代の女官や爵位のある人の夫人の場合はとき下げと言う名前の鬢の張りの少ない髪型になっているようです。 髪型がお中になる場合は、内親王や女王が結婚する際の袿袴姿の時の設定の一つになると言う事です。

 

衣装は小袿と袴の色とパンプスの色が選べるようになっていましたが、まだ、結婚して間もない時期で既婚者と言う気分に落ち着いていないのか袴の色を濃色の切袴にして頂いて、それに合わせられるように濃色の小袖と濃色のパンプスが用意されました。 小袿は2種類ありましたが、見た目で若々しい朱鷺色の物を選ばせて頂きました。

 

平安時代の設定の壺装束姿は色々な場面で何度も経験していますが、明治時代の設定の袿袴姿は初めての体験と言う事もあって一種の新鮮さを感じる事が出来ました。

 

この時は、別の目的の写真の撮影もありましたので自由撮影の時間は5分程度で纏めて頂きましたが、その別の目的での写真の撮影は次回の項目にて掲載させて頂きます。

時代や袿袴衣装体験小袿編(2015年3月27日)

2015年3月27日、「時代や」での「袿袴キャンペーンプラン」での衣装体験の続編になります。 最初に袿袴姿につぼめて頂いた姿で撮影を行って頂いてからつぼめて頂いた裾を小袿の形で降ろして頂いての撮影を行って頂きました。

 

裾を小袿の形にする場合にはパンプスが必要にならないのでパンプスを脱いで足袋の状態になっていますが、裾をつぼめずに小袿姿になっている場合は厳密に言えば幕末時代でも存在している時代衣装になりますが、前の袿袴姿の項目との絡みと袴が切袴になっている関係で近代時代衣装のカテゴリーで掲載させて頂く事になりました。

 

袿袴姿の場合は基本的には単は付かないようですが場合によっては単が付く場合もあるようです。 こちらの姿の場合は、単の付いていない小袿姿になっているので、幕末時代の女官や公家女性の姿でしょうか。 袿袴姿が成立する前の女官の室内着の姿に近い物であろうと思われます。

 

袴が切袴の形ではありますが幕末時代の女官や公家女性の姿を体験する事が出来てある意味、一粒で二度美味しい衣装体験の内容になったのではと感じさせられました。

 

そして、髪型のお中の結い方も上品で垂髪も良いですがお中も良いのではと再認識させられました。